2011年07月13日
ビオトープにカマキリがやってきた
2010年06月22日
河内湖を巡る2
河内湖の名残「弁天池」
河内湖は2000年ほど昔の大阪東部、現在の北河内地方に存在した現存しない湖である。
紀元前には海であった河内湾が淀川と大和川によって淡水化され誕生した。
その後、両河川によって大量に運ばれる土砂によって徐々に陸地化ゆき、
また大阪の発展につれて干拓されていったため江戸時代には「深野池(ふこうのいけ)」、「新開池(しんがいけ)」という2つの池になってしまった。
その2つの池も水田・蓮田などに姿を変え今では地名に名残を残すのみである。
門真市の「弁天池」は今では公園の池だが河内湖の名残でもある。
2010年02月25日
河内湖をビオトープで再現する
今はなき北河内の湿地帯を再現するべくビオトープを作り始めました。
現在では北河内には大きな湿地帯はなくなってしまったものの蓮田や水路、池などがまだあちらこちらに残っているために、
当時を偲ばせる動植物をかろうじて採取できる(外来種や国内移入種もたくさん交じっている)。
門真や寝屋川、大東などの都市でも水路にはドジョウやメダカ、タウナギなどが細々と生息している。
2010年3月には第2京阪道路が開通し水田や蓮田、水路も今後急速になくなっていくと思われる。

株分けしたガマから葉がでてきました。

動物:モツゴ、ヌマエビ、スジエビ
植物:ガマ、アカウキクサ、カナダモ、カボンバ、ヒシ
土:赤玉土、田土
現在では北河内には大きな湿地帯はなくなってしまったものの蓮田や水路、池などがまだあちらこちらに残っているために、
当時を偲ばせる動植物をかろうじて採取できる(外来種や国内移入種もたくさん交じっている)。
門真や寝屋川、大東などの都市でも水路にはドジョウやメダカ、タウナギなどが細々と生息している。
2010年3月には第2京阪道路が開通し水田や蓮田、水路も今後急速になくなっていくと思われる。

株分けしたガマから葉がでてきました。

動物:モツゴ、ヌマエビ、スジエビ
植物:ガマ、アカウキクサ、カナダモ、カボンバ、ヒシ
土:赤玉土、田土
2010年02月19日
河内湖を巡る

河内湖の名残「深野池」
河内湖は2000年ほど昔の大阪東部、現在の北河内地方に存在した現存しない湖である。
紀元前には海であった河内湾が淀川と大和川によって淡水化され誕生した。
その後、両河川によって大量に運ばれる土砂によって徐々に陸地化ゆき、
また大阪の発展につれて干拓されていったため江戸時代には「深野池(ふこうのいけ)」、「新開池(しんがいけ)」という2つの池になってしまった。
その2つの池も水田・蓮田などに姿を変え今では地名に名残を残すのみである。
さて現在の深北緑地の「深野池」は水害対策としてこの水田地帯を再び調整池にしたものである。
ガマの茂る池を眺めていると2000年前の原始大阪の湿原生態系が想像される。
河内湖に限らず平野部の少ない日本の低層湿原は古くから干拓・宅地化が進み現存しないものが多い。
しかしそれらの湿原は水田や蓮田などに姿を変えて在来の動植物を守り続けていることも多い。
身近な生態系を見直すのもまた面白いかもしれない。