2015年08月27日
2015年06月08日
琵琶湖鯉野生型を求めて
2012年03月29日
2009年11月17日
琵琶湖産野生型コイ
琵琶湖産野生型コイ(Cyprinus carpio)


体高の低い野生型の特徴を示す鯉(撮影:琵琶湖博物館)。
もっとも身近な淡水魚と思われる鯉でもまだまだ謎が多い魚だ。
そもそも人に飼育され放流された歴史が長い史前帰化動物のため本来の分布域がいまいちはっきりしていない。
その起源は中央アジアとも東アジアとも言われ、学名も地中海のキプロス島産であることを示すCyprinusと命名されている。
一時期は日本のコイ全てが外来魚であるとまで言われたほどだ(もっとも琵琶湖からはコイの化石がでてきている)。
ところがここ最近、DNA解析により琵琶湖産の野生型のコイが種レベルに分化していることが判明した。
この在来の系統を保護するためレッドリストにも掲載された。
ユーラシア大陸起源の飼育方のコイ(ヤマトゴイ)との分岐点は200万年前にもさかのぼるという話だ。
環境省レッドリスト:絶滅の恐れのある地域個体群(LP)
IUCNレッドリスト:記載なし


体高の低い野生型の特徴を示す鯉(撮影:琵琶湖博物館)。
もっとも身近な淡水魚と思われる鯉でもまだまだ謎が多い魚だ。
そもそも人に飼育され放流された歴史が長い史前帰化動物のため本来の分布域がいまいちはっきりしていない。
その起源は中央アジアとも東アジアとも言われ、学名も地中海のキプロス島産であることを示すCyprinusと命名されている。
一時期は日本のコイ全てが外来魚であるとまで言われたほどだ(もっとも琵琶湖からはコイの化石がでてきている)。
ところがここ最近、DNA解析により琵琶湖産の野生型のコイが種レベルに分化していることが判明した。
この在来の系統を保護するためレッドリストにも掲載された。
ユーラシア大陸起源の飼育方のコイ(ヤマトゴイ)との分岐点は200万年前にもさかのぼるという話だ。
環境省レッドリスト:絶滅の恐れのある地域個体群(LP)
IUCNレッドリスト:記載なし