河内湖を巡る2
河内湖の名残「弁天池」
河内湖は2000年ほど昔の大阪東部、現在の北河内地方に存在した現存しない湖である。
紀元前には海であった河内湾が淀川と大和川によって淡水化され誕生した。
その後、両河川によって大量に運ばれる土砂によって徐々に陸地化ゆき、
また大阪の発展につれて干拓されていったため江戸時代には「深野池(ふこうのいけ)」、「新開池(しんがいけ)」という2つの池になってしまった。
その2つの池も水田・蓮田などに姿を変え今では地名に名残を残すのみである。
門真市の「弁天池」は今では公園の池だが河内湖の名残でもある。
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