オショロコマ(Salvelinus malma)
オショロコマ(Salvelinus malma krascheninnikovi)
知床半島のオショロコマ
オショロコマ(Salvelinus malma krascheninnikovi)はアラスカなどに生息するドリーバーデン(同じくSalvelinus malma malma)と同種とされている原始的なイワナだ。
日本では北海道のみに生息し知床半島以外では生息数を減らしている。
イワナ(Salvelinus leucomaenis)に比べ口はやや下向きについており底の餌を好むといわれている。
イワナとの混生河川では上流にオショロコマ、下流にイワナが生息しているが、
知床では上流から下流までオショロコマが優先している。
生息地:北海道、サハリン、千島、中国東北地方、ロシア、アラスカ
体長:~40cm
環境省レッドリスト:絶滅危惧II類(VU)
IUCN:なし
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